SLIDE C MIX ~3rd season

音楽と読書、仕事も恋も。

螺旋


私は何から逃げようとしているの?

自分でも逃げだってことは分かってる。でも、今の私には君の理想には程遠くて別れることさえ考えてしまう。もっともらしい理由をつけて。n2くんのことは、ずっと好きだよ。どうせ、いつか別れるならいつ別れたって同じかな。好きだよ。好きだけど、私には難しいよ。好きだけど、好きでいることが辛いと思うときが絶対に来る。好きなのに別れを切り出す私は馬鹿だろうね。これから君と付き合っていくことは怖い。さみしいままで私の心は救われないままで。何を乗り越えるの? 仮に何かを乗り越えた先に何があるの?

ほかに好きな人ができた。
好きかどうか分からなくなった。
これから付き合っていく自信がなくなった。

本当のような嘘。好きだよ! 好きだってこれ以上ないくらい叫びたいよ。君とのアルバムをお守りみたいに持ち歩いている私だから。好きだよ。なんで不安なの? 君は今でも私のこと好きでいてくれているのかな。何かでつながっていると信じていられないと不安になるよ。君の気持ちが見えないと怖くなるよ。私、必要とされていないのかな。こんな私をn2くんは好きでいてくれるのかな。もちろん私の努力は足りないし、もっともっと頑張らなきゃ好きでいてもらえないとも思うけど…。そこまで"頑張って"するものだったっけ? 恋愛って。なんだか私だけが好きみたいで怖い。

「もうn2くんとは付き合っていけない。別れよう」

そう言ったら君はどう思うかな。少しくらいさみしいと思ってくれる? ごめん、思い込みだね…。君が私のこと大切に思ってくれてることくらい知ってるよ。

いつも笑ってくれるとこ。
手をつないでくれるとこ。
頭なでなでしてくれるとこ。
ぎゅって抱きしめてくれるとこ。

すごくすごく大切で愛しくて大好きで仕方ない。こんな彼女でごめんね。私が強くならなきゃ。泣いていても何も変わらないよ。不安なのは好きだから。私がn2くんを大好きだって気持ちだけは否定しないで大切にしていこうよ。切れてしまうまでは頑張ろうよ。大好きなんでしょ。一緒に歩いていて手をつながないでいると何も言わずに「ほら」って手を差し出してくれる、私はその手をにぎる。その瞬間が私はすごく好きなんだよ。不安やさみしさに押し潰されそうな日は思い出すんだ。確かに私がn2くんに愛されていたこと。私がn2くんのこと大好きだってこと。n2くんの理想になれなくても私はn2くんが好きだ。大好きなんだよ。