SLIDE C MIX ~3rd season

音楽と読書、仕事も恋も。

等身大の27の月と20の影



"帰りたくなかった
寄り道をして
迷ってしまえと本当は祈ってた
長い道路の白い線が消えるまで止まらないでと
消えるまでとまらないでと…"
(↑「17の月」より by.aiko)


さみしいのは、"ひとり"だということを思い知らされるからだろう。
やっぱり私は彼が好きみたい。私がどれだけ彼のことを好きか、どれだけ会いたいと強く思っていたか彼はわかっていない。私の気持ちなんて聞かなくてもわかるでしょう? 恋をすると独りだということ思い知る。ねぇ、どれだけ強く強くつながっても私たちは別々の人間でどうしたってひとつになることはできないから。こんなこと私が考えてるなんて彼が知ったら重いと思ったり引かれちゃうかな。ごめんね、それでも君が好きなの。私を好きになってくれてありがとう。私とキスしたいと思ってくれてありがとう。私のそばにいてくれて、抱きしめてくれてありがとう。ありがとう。すき。離れたくない。一緒にいたい。こんな気持ち嫌だ。彼はどんな気持ちであの一人の部屋に帰るんだろう。だめだ、どうしてこんなに好きになっちゃったの…?

やっぱり私は小さくて弱くてたったひとつの言葉さえ上手く伝えられない。ねぇ、どうしたら言えるかな。
「そんなに俺のこと好き?」
…好きで好きで好きすぎて困ってるよ。そのくせ私は一人で生きたがる。強くなりたいと強く思う。彼がいなくても平気なくらいに。どうしてかな、君を好きだと思えば思うほど一人で生きていけるようにならなきゃと強く思う。さみしいとか思わないように。なんでかなぁ…会いたいって強く思うくせに、会えないと思うんだよ。彼があんなにストレートに気持ちをぶつけてくれるのにそれを避けてしまう私は弱い。いろんなこと上手くできなくてごめんね。

ねぇ、もし彼と終わって私が別の誰かに恋をしたらもっと上手くできるのかな。少しは自己完結できるようになっているのかな。きっと彼と終わっても彼のことは特別だと思う。あぁ、だめだ。やっぱり今もこんなに好き。気をつかっているわけじゃないの。私が君を困らせたくないだけなの。甘えたいけど上手く言えない、上手くできない。素直になるのがこわくて。本音を言うときは防御できないから。「おまえなんかいらない」って言われるのがこわいんだよ。だから君のせいじゃない。臆病な私のせいなの。どうしたって君でどうこうできる問題じゃないんだよ。お願いだから離れないで。君も私を好きでいて? 君のためじゃない。私のためなんだ。わがままでごめん。

君が笑ってくれるなら私は何だってするよ。君の笑顔を君の隣で見ていられることが私の幸せだから。ねぇ、もし君がこの日記のことを知ったらどう思うかな? 私がしていることは"裏切り"かな? 私は弱いから君に言えないことをこうして日記に綴る。お願いだから見つけないで。君を好きな等身大の私がここにいるから。ね? 嘘をつくの上手でしょう? 私はそういう人間なんだよ。君が思うほど良い子じゃない。むしろ、あんまり良い子だと思わないで。悪いことできなくなっちゃうでしょ? 君の前ではうさぎの着ぐるみを脱いでありのままの私でいたいから。それでも君は私を好きでいてくれるかな。

ねぇ、もしも私が君の前からいなくなることがあって、もし私のことをまだ好きでいてくれたら…そのとき見つけて。君を好きな等身大の私がここにいるから。君が私を好きになってくれてから、いっぱい悩んでいっぱい考えて、それでも君の手をとることを決めた。君の隣にいられて今までの私もこれからの私も幸せだよ。だから、「ありがとう」。