SLIDE C MIX ~3rd season

音楽と読書、仕事も恋も。

花火の残り香


私たち付き合ってるんだよね?
核心に触れるのが怖い。「おまえなんかいらない」って言われそうで…。いらないなんて言われるくらいなら最初から付き合わなきゃ良かったと思うときがくるのかな。

いつだったかな。
以前、彼が私に「俺のこと怖い?」って聞いたことがあった。正直、怖いよ。彼に嫌われることが。私の考えすき&思い込みなのかな…。実際、今日の花火大会の待ち合わせにだって彼が来なかったらどうしようなんて考えてる。彼に好かれている自信なんてないもの。彼が嫌いな人とあんなに喋れるほど器用な人間じゃないってことくらい知ってる。やっぱり、あの笑顔を信じるしかないんだろうか。ものすごく幸せそうな顔をしてくれていた。あれは嘘じゃないよね? きっと今も続いているんだよね? 早く彼に会いたい。私がこんなふうに不安になる隙間がないくらいに"好き"って気持ちでいっぱいにさせてよ。



梅酒ロックと軟骨の唐揚げがあれば、もう他には何もいらない。
実際、ちゃんと彼は待ち合わせに来てくれたし、二人で笑いながら花火も眺めたし、そのあと飲みにも行った。だから何も問題はないんだ。会えないし連絡もとれないから不安になって思い込みだけがひとり歩きしてしまう。

彼も今日が二人が付き合い始めて3ヶ月記念の日だってこと覚えてくれていた。それが嬉しかったんだ。きっと、今も彼は私のことを好きでいてくれるよね。

梅酒ロックの力は偉大だ。
無口なchankeyを饒舌にさせてくれる。楽団での私みたいにテンションを上げてくれる(実は今日も本当は楽団の練習だったのよ…)。思考回路をショートさせてくれる。