SLIDE C MIX ~3rd season

音楽と読書、仕事も恋も。

糸+++++

chankey2011-05-02

生きていくうえで本当に必要なモノやヒトなんて、そう多くはないはずだ。
それなのに、どうしてこうも求めてしまうのだろう。

もし、例えば裏切られたら裏切り返すとか傷付けられたら傷付け返すとか、そういうのは違うと思うんだ。
傷付いても泣いても良いから、そういうことを覚悟して誰かを好きになるんでしょう? そもそも期待なんかしちゃいけないんだ。


「"それ"だけは信じてほしい」


信じるってどういうことなのかなぁ?




いつだって罠にはまってしまうのは私で。
何がそんなに不安なのかわからないけど不安で。素直さと重さの境界線がどこなのかわからないんだ。怖いのは拒絶されて傷付くこと。だけど、そうやって臆病になって何も掴めないなんて嫌だったから手を伸ばしたの。私がしたことは間違っていたのかな。

こういうふうに不安に駆られる自分がたまらなく嫌だ。本当は不安に思う必要なんかないのかもしれないのにね。
自滅したって仕方ないから強い私を保っていよう。自分を救ってあげられるのは私だけだ。私を裏切らないのも私だけだ。他人を失うことを恐れるな。そんなんじゃいつまで経っても手に入れることなんかできないよ。覚悟しなきゃ。傷付いても泣いてもいいって。私は私が信じる道を突き進むんだから。壊れたらまたイチから作り直したらいいんだ。私には、その力があるよ。

泣かない。
他人なんか信じない。信じられるのは自分だけ。壁を作らないと生きていけないなら一生突き通さなきゃ。それができないなら泣いてまた立ち上がるしか道はないんだ。

不安をぶちまけることは私が望むことじゃないでしょう? しっかりしなきゃ。無理をすることと頑張ることは違う。私は笑顔でいたい。私は私を信じる。




逃げるのは嫌だな。
私は弱いからすぐに逃げて現実から目を逸らしたくなる。だけど、それじゃダメだってことも痛いくらい理解してる。他人を信じられないのに偽りにすがりたくなる。それじゃいつまで経ってもホンモノは見つからない。自分の足で立てることを信じるんだ。






だけど、どうしてもサミシイときはどうしたらいいんだろう。
自分の都合の良いように甘えてちゃダメだって思うのに。それでも好きなヒトに触れたい、抱きしめたいと思ったら電話してもいいのかな。


あなたは特別なんだよ。
私が頑張らなくても電話できる人だから。







静かなピアノのメロディ。
アイスココアと甘さ控えめのケーキ。手には文庫本。さて、これからどんな世界へ連れて行ってくれるのかな。




隊長! 前が見えません! 直視できませぇぇぇええぇん!!(゚Д゚;
一人で本を読みながら泣きたくなった。そして、叫びたくなった。よくよく考えたら自分も普段似たようなことを言っているじゃないか、と心の中でツッコミを入れてみる(苦笑) そして、山田と木戸の酔っ払い合戦に笑った。


「お前ら二人は明日なき道を往けよ。きっと抗えねえことだったんだよ。何も残らなくたっていいじゃねえかよ。もともと恋なんてそんなもんだろうがよ」




「ちょうちんあんこうってのは、すごいもんだよね」
「どうして?」
「だって、この辺りが光るんだよ」
僕は彼女のおでこのあたりを指さした。
「光らせて餌を獲るっていう、システム・インテグレーションがすごいよ」
「きっとどっかのあんこうが、それを始めたんだね」
「そうか。おでこを光らせようって、最初に思ったあんこうがいるわけだ」
「そのあんこうは、すごいね」
「すごいよ」
あんこうは願う。おでこを光らせたい!」
あんこうは祈る。おでこを光らせたい!」
「つまりこういうことか」
僕は箸で鍋を、かんかん、と二回叩いた。
「信じていれば夢は叶うってことだ」
うはははは、と僕らは笑った。
「そうかー。夢は叶うのかー」
深海に潜んだあんこうの夢は叶い、やがて密やかな光は灯った。


あんこう鍋の店でそんなことで盛り上がるお前らが大好きだぁぁぁああぁ!!(p´Д`q)。゚・
そんなわけで今日の一冊は、中村 航の「僕の好きな人が、よく眠れますように」。愛をもってオススメする一冊でス。

僕の好きな人が、よく眠れますように (角川文庫)

僕の好きな人が、よく眠れますように (角川文庫)



私は、以前、本を精神安定剤みたいなモノだと言ったけど違うような気がしてきた。本は栄養剤かもしれない。何か足りないところを補ってくれるビタミン剤みたいなモノ。なくても生きていけるけど、私を豊かにしてくれるから。
今はね、何か足りないから。だから本を読みたくなるんだと思うの。
そして、私は誰に伝えるわけでもない文章をこうして書き続ける。




なんとなく、renardがどこか遠くへ行ってしまうような気がした。
具体的に何がどうだからこうというわけじゃないけど、もう二度とあの声を聞くことができないような気がしたんだ。






今日のもう一冊は、中村 航の「絶対、最強の恋のうた」。

絶対、最強の恋のうた (小学館文庫)

絶対、最強の恋のうた (小学館文庫)

「僕の好きな人が、よく眠れますように」にも登場する木戸さんが良い味出してまス。私にしては珍しく男性作家の本を愛読中。女性作家とはまた違った良さがあるというか独自の柔らかい優しい世界観だなぁ、と思う。なんか現実的過ぎず少しだけロマンチックな世界。著者の中村 航というヒトもそういう雰囲気の顔だと思う。42歳かー。写真だともっと若そうに見えるなぁ。

でも、だからってそんなに栄養剤を大量に買う必要はないだろう(苦笑)
同著者の「あなたがここにいて欲しい」と「100回泣くこと」も追加で買ってしまった。よっぽど栄養が足りていないらしい。貪るように栄養剤を飲み続ける私は健康的なのかはたして健康的でないのか。